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年度 2025 
講義コード 12100402 
講義名 日商簿記検定3級対策講座 B 
担当教員

新井 立夫

配当年次 1年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-CQS-111 



授業の概要
日商簿記検定3級対策は、①仕訳の学習、②勘定記入や伝票、帳簿記入などの学習、③決算に関する(精算表、決算整理後残高試算表、貸借対照表・損益計算書などの作成)学習と3本の柱がある。本授業では、まず①仕訳の学習で3級の出題範囲の仕訳を固める。これが3級対策の土台となると同時に簿記の学習全体を貫く礎となる。次に②の勘定記入などの学習を行う。①で学習した仕訳の知識を駆使し、仕訳、転記の構造を理解する。これは簿記一巡の手続きの中間に位置する。近年の検定試験では、特に勘定記入に関する問題の難易度が上がっている。最後に③決算(精算表、貸借対照表・損益計算書、決算整理後残高試算表の作成)を学習する。③の決算の問題は①の仕訳の問題と並び3級の合否を左右する重要な出題分野である。これは簿記一巡の手続きの出口にあたる。以上①簿記の入口、②中間、③出口を学び日商簿記3級合格を目指す。自学自習が重要。将来のために計画的に取り組んでほしい。 
この科目の到達目標
・自己のキャリア形成のために、日本商工会議所主催の簿記検定試験3級に合格することができる。
・小規模な株式会社の会計手続きを習得することができる。
・合格するために、相応な時間をかけて練習するなど、意欲的に取り組むことができる。 
成績評価の方法
・主として検定試験の点数で評価する。
・定期試験として行う3級本試験の合格が望ましいが不合格の場合は授業出席、小テストを考慮して評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 全出席が前提 予習と前回の復習をしているか、熱心に授業に臨んでいるかを評価する。 
授業外学習   0  %  
小テスト   20  % 随時実力確認テストを行う 
提出課題   0  %  
定期試験   70  % 簿記3級に関する理解度を、筆記試験(本試験)で評価する 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 《ガイダンス》簿記の基礎 
2. 商品売買 
3. 現金預金 
4. 手形と電子記録債権(債務) 
5. 有形固定資産 
6. その他の取引 
7. 帳簿 
8. 試算表 
9. 伝票と仕訳日計表 
10. 決算手続Ⅰ 
11. 決算手続Ⅱ① 
12. 決算手続Ⅱ② 
13. 決算手続Ⅲ 
14. 総合演習
仕訳、精算表 


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