授業の概要
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日商簿記検定3級対策は、①仕訳の学習、②勘定記入や伝票、帳簿記入などの学習、③決算に関する(精算表、決算整理後残高試算表、貸借対照表・損益計算書などの作成)学習と3本の柱がある。本授業では、まず①仕訳の学習で3級の出題範囲の仕訳を固める。これが3級対策の土台となると同時に簿記の学習全体を貫く礎となる。次に②の勘定記入などの学習を行う。①で学習した仕訳の知識を駆使し、仕訳、転記の構造を理解する。これは簿記一巡の手続きの中間に位置する。近年の検定試験では、特に勘定記入に関する問題の難易度が上がっている。最後に③決算(精算表、貸借対照表・損益計算書、決算整理後残高試算表の作成)を学習する。③の決算の問題は①の仕訳の問題と並び3級の合否を左右する重要な出題分野である。これは簿記一巡の手続きの出口にあたる。以上①簿記の入口、②中間、③出口を学び日商簿記3級合格を目指す。自学自習が重要。将来のために計画的に取り組んでほしい。
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この科目の到達目標
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・自己のキャリア形成のために、日本商工会議所主催の簿記検定試験3級に合格することができる。 ・小規模な株式会社の会計手続きを習得することができる。 ・合格するために、相応な時間をかけて練習するなど、意欲的に取り組むことができる。
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成績評価の方法
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・主として検定試験の点数で評価する。 ・定期試験として行う3級本試験の合格が望ましいが不合格の場合は授業出席、小テストを考慮して評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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全出席が前提 予習と前回の復習をしているか、熱心に授業に臨んでいるかを評価する。
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授業外学習
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0
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小テスト
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20
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随時実力確認テストを行う
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提出課題
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0
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定期試験
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70
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簿記3級に関する理解度を、筆記試験(本試験)で評価する
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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《ガイダンス》簿記の基礎
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2.
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商品売買
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3.
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現金預金
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4.
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手形と電子記録債権(債務)
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5.
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有形固定資産
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6.
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その他の取引
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7.
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帳簿
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8.
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試算表
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9.
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伝票と仕訳日計表
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10.
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決算手続Ⅰ
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11.
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決算手続Ⅱ①
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12.
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決算手続Ⅱ②
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13.
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決算手続Ⅲ
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14.
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総合演習 仕訳、精算表
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