授業の概要
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基礎数学Ⅱで扱う内容は、高校数学の数学Ⅰ・数学Ⅱで扱ったうち、特に活用できるケースが多い部分である。まだ触れたことのない内容があれば、まず十分に理解して進めて欲しいと考えている。十分な予習が必要であることを注意して欲しい。 今日、取り組むべき数学は「ITと数学」「統計学と数学」「経済と数学」など話題も多方面に広がっている。根底となる知識、方法をぜひ身に付けて欲しい。
授業では、 ①manaba上に用意した復習用の小テストを通じて、前提となる内容をしっかり理解できているか再確認し、基本的な定着もはかる。曖昧だったあるいは理解できていない部分があれば明確にして補足する。 ②説明を受け、テーマに沿ってポイントを確認する。基礎数学Ⅱでは、特にグラフを重視している。グラフを通してテーマ相互の繋がりも意識できるかと思う。 ③講義内容に即して、具体的な問題の解答作成を各自に取り組んでもらう。解答は記述式の形式とし、解答へ至るプロセスも重視する。解答を考える上でも、グラフは大きな手掛かりとなると思われる。
授業外学習として、 ・授業時に取り組んだものよりも、やや難易度を上げた問題に記述式解答で取り組む。レベルアップのため、受講者の相互参照の機会も設ける。ここでもグラフや図の利用を意識してもらいたい。
なお本科目では、2年次以降で活用する数学の利用を想定している。あらゆる場面で活用できる、伝わりやすい説明の基となる基礎数学Ⅱを身に付けて欲しい。
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この科目の到達目標
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・数学の基本的な知識や能力(数学リテラシー)を有し、問題を自力で解くことができる。 ・記述式問題の答案を論理的飛躍なしに正しい日本語で書くことができる。 ・大学で学ぶ数理的技法習得の前提となる力を身に付け、最終的には発展的な問題に応用させることができる。
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成績評価の方法
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定期試験、授業出席、授業外学習、小テストの下記4項目について総合的に評価する。小テスト以外の提出物は基本的に手書きとし、丁寧な十分配慮されたものを期待している。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業への出席状況と受講態度を評価する。
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授業外学習
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20
%
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記述式問題の答案を評価する。必要な修正を必須とする。
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小テスト
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10
%
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毎回manaba小テストにより定着具合を評価する。
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提出課題
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0
%
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実施しない。
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定期試験
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50
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記述式で実施する。解答は答えだけでなく、途中のプロセスも重視する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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「基礎数学Ⅱ」の授業内容の説明
数と式(1) -整式の加法・減法・乗法 -因数分解 -整式の除法 -分数式
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2.
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数と式(2) -実数 -平方根の計算 -複素数
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3.
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方程式 -1次方程式 -2次方程式
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4.
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関数とグラフ
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5.
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不等式
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6.
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指数関数・対数関数
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7.
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指数関数・対数関数の応用
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8.
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三角関数 -三角比
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9.
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三角関数 -三角関数 -加法定理
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10.
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三角関数
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11.
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有限集合と要素の個数
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12.
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場合の数・順列・組合せ
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13.
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命題と証明
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14.
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これまでの振り返り
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