授業の概要
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私たちが何気なく購買している商品やサービスの裏には企業の並々ならぬ努力の姿があるにもかかわらず、ヒットする商品、ヒットしなかった商品という結果が存在する。なぜならば企業が持っている経営資源(人、物、金、情報、時間)は限られているため、限られた資源の中でマーケティング活動を行わなければならないからである。 この科目では、各企業のマーケティング活動の実態を事例を用いて学習する。第3週までの授業ではマーケティングに関する基本的な理論と知識とを整理し、企業のマーケティング活動が「わかる」段階になることを目標とする。さらに市場の質的変化に対応するためのマーケティング課題について理解する。これらが事例研究に臨む際のベースとなる。第4週以降の授業では現実のマーケティングの事例を題材に、疑問点を共有化し、グループ・ディスカッションを行いながら分析する。外部講師招聘により現場におけるマーケティングの実態の共有化も予定している。第11週以降は事例企業の課題に関して自分の意見と根拠を述べるための演習を行う。授業項目に記載されている企業事例だけに留まらず、関連する業界の小事例も多用し理論と実社会の現実を理解する。
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この科目の到達目標
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・マーケティングの基本的な知識を理解し、既存の商品・サービスをその視点から分析することができる。 ・企業が実際に行なっているマーケティングに関心を持ち、知識や理論を使って意見を述べることができる。 ・獲得した専門知識を将来の活躍の場で実践的に適用できる。
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成績評価の方法
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出席、参画度、授業外学習、小テスト、提出課題で総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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出席率、授業に積極的に関わっているかを評価する 。
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授業外学習
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30
%
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授業外学習で指示したレポートの内容により評価する 。
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小テスト
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20
%
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授業内容の要点、理解度を評価する。
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提出課題
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20
%
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実際の企業で行なわれている事例を取り上げ、意見を述べる力を評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション マーケティング事例の進め方
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2.
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マーケティング理論の動向
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3.
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マーケティングの基本知識の確認
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4.
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事例研究1:旅行業界のビジネスモデル
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5.
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事例研究2:鉄道業界のビジネスモデル
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6.
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事例研究3:医薬品業界のビジネスモデル
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7.
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事例研究4:葬祭業界のビジネスモデル
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8.
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事例研究5:農協のビジネスモデル
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9.
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外部講師によるマーケティングの実態事例
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10.
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小 テ ス ト
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11.
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ケース演習①グループワーク
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12.
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ケース演習②グループワーク
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13.
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ケース演習③グループワーク
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14.
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まとめ
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