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年度 2025 
講義コード 12200801 
講義名 湘南ベルマーレコラボレーションプロジェクト 
担当教員

小野田 哲弥

友寄 隆哉

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 通年 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SCS-CP-341 



授業の概要
本学は2004年に総合型地域スポーツクラブ「湘南ベルマーレ」と提携関係を結び、スポーツをフィールドとした様々な実践的学びの場を学生たちに提供し、その成果を地域と共有してきた。提携当時は10自治体だったホームタウンは現在、9市11町の20自治体へと倍増し、協賛企業もパートナー企業約200社、サポートコーポレーション500社以上へと拡大を続けている。このように、湘南とともに発展してきたベルマーレが目指すスポンサーシップは「広告協賛型」に留まらず、地域や企業が抱える課題を一緒に解決し、新たな価値をともに創造する「共創アクション型」である。授業は大きく分けて、以下のⅠ~Ⅴから成る5プロセスにより進行する。時期としてはⅠ・Ⅱを前期、Ⅲを夏期休業期間、Ⅳ・Ⅴを後期に行う。

Ⅰ.調査・研究:
Jリーグ公式戦のスタジアム視察と、サポーターに対するアンケート調査を行い、業界と社会的課題について探究する。

Ⅱ.企画提案:
社会的課題解決に適した業界を選定し企画書を作成する。湘南ベルマーレ重役による審査を経て採用企画が決定する。

Ⅲ.営業訪問:
アクティベーションを実現するための協賛を得るべく、候補となるパートナー企業に訪問して交渉を行う。

Ⅳ.イベント実施:
協賛受諾企業と実施内容の細部を詰め、備品購入やマニュアル作成の準備を進め、イベント当日の運営に当たる。

Ⅴ.振り返り:
イベントの成否について振り返り、湘南ベルマーレと協賛企業の重役を前に成果報告会を行う。 
この科目の到達目標
・文献調査、アンケート調査、フィールドワークを通じて、業界が抱える社会的課題を発見することができる。
・社会的課題の解決に適した、斬新かつ実現性の高いアクティベーション企画を具体的に提案することができる。
・グループワーク、プレゼンテーション、営業訪問、イベント接客において、主体的な応対力を発揮することができる。 
成績評価の方法
授業出席や提出課題を含めて総合的に評価するが、特に授業外学習におけるプロジェクト貢献度を重視する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 全出席が基本である。授業中の発言やミニレポートの記述内容によって参画度も評価する。 
授業外学習   40  % フィールドワークやミーティング、イベント準備など、授業外の取り組みを評価する。 
小テスト   20  % プレゼンを代替とし、前期の「企画提案」と後期の「成果報告」を2つの柱とする。 
提出課題   20  % イベント実施マニュアル、振り返りレポートの質を評価する。     
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. Ⅰ.調査・研究
①第1回スタジアム視察準備 
3. Ⅰ.調査・研究
②パートナー企業データベースの作成 
4. Ⅰ.調査・研究
③アクティベーション事例研究 
5. Ⅰ.調査・研究
④Webアンケート作成 
6. Ⅰ.調査・研究
⑤第2回スタジアム視察準備 
7. Ⅱ.企画提案
①Webアンケートの分析 
8. Ⅱ.企画提案
②ブレインストーミング 
9. Ⅱ.企画提案
③企画ドラフト作成 
10. Ⅱ.企画提案
④クラス内ディスカッション 
11. Ⅱ.企画提案
⑤審査プレゼンリハーサル 
12. Ⅱ.企画提案
⑥企画審査プレゼンテーション 
13. Ⅲ.営業訪問
①営業研修 
14. Ⅲ.営業訪問
②提案書の作成 
15. Ⅲ.営業訪問
③訪問成果の共有 
16. Ⅲ.営業訪問
④協賛企業の決定 
17. Ⅳ.イベント実施
①実施マニュアル作成開始 
18. Ⅳ.イベント実施
②第3回スタジアム視察準備 
19. Ⅳ.イベント実施
③学内関係者ミーティング 
20. Ⅳ.イベント実施
④実施シミュレーション 
21. Ⅳ.イベント実施
⑤実施マニュアルの完成 
22. Ⅳ.イベント実施
⑥イベントの直前準備 
23. Ⅴ.振り返り
①参加者アンケートの分析 
24. Ⅴ.振り返り
②報告会リハーサル 
25. Ⅴ.振り返り
③成果報告会 


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