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年度 2025 
講義コード 12201201 
講義名 コンテンツ企画演習 
担当教員

穀田 正仁

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SCS-CB-312 



授業の概要
本科目では、単なる直感的、感覚的なコンテンツ制作ではなく、しっかりと企画を練り上げ、基本的な制作プロセスに基づいて実践的にコンテンツを制作する。制作プロセスには、いくつかのステップがあり、各ステップには様々な役割、能力が求められることから、制作は基本的にグループで行う(第1回よりグループを結成する。詳細は第1回にて案内する)。
受講生は、一連のプロセスの中で、チャレンジ、失敗、成功を繰り返しながら、企画力、形にする力、リテラシー、コミュニケーション&コラボレーション能力を磨き、コンテンツプロデュースについて体験的に学ぶ。また、完成したコンテンツは実際に世に公開することを前提とする。よって公開の妨げにならないようモラルや権利などについても意識することが必要となる。なお、担当教員が音楽、映像を中心としたコンテンツビジネスの専門であることから本科目においては映像コンテンツの制作を前提とする。
制作において、授業時間以外の作業や、制作するコンテンツによっては学外での活動が必要となる。したがって、受講生には、個々のスケジュール調整や協調性が求められる。また、コンテンツ制作に必要なスキルの自学自習も必要となる。したがって、自分達が企画したコンテンツを真剣に世に出したいという意欲と、途中で投げ出さない忍耐力、チーム全体に対する献身の姿勢、社会常識を持って講義に臨むことが求められる。 
この科目の到達目標
・ユーザーニーズ、プロダクトアイデア、ユーザーベネフィットの関係を考慮した実現可能なコンテンツ企画を立案できる。
・基本的なコンテンツ制作のプロセスに基づいたコンテンツ開発ができる。
・コンテンツを公開する際に必要な権利について理解し、他者の権利を尊重したコンテンツ制作ができる。
・他者と協力し、必要な知識を自ら身につけ、企画を形にすることができる。 
成績評価の方法
本科目ではグループごとに企画した作品を完成させることを必須とする。なお、作品完成に至るプロセスについては、授業外の活動を含めて総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   25  % 授業への参画度(グループワークにおける企画制作作業への積極性を含む)を評価する. 
授業外学習   20  % グループの議事録(10%)と個人作業日誌(10%)をmanabaに提出することで授業外の活動を評価する. 
小テスト   15  % 企画、中間、最終の3回の発表を通して、プロジェクトの進捗状況および成果について評価する. 
提出課題   40  % 企画書(10%)、作品(20%)、個人振り返りレポート(10%)により演習結果を評価する. 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. コンテンツプロデュース概論 
2. チーム編成企画会議(1)
ターゲットの考慮 
3. 企画会議(2)
ニーズと企画目的の設定 
4. 企画会議(3)
プロダクトアイデアとベネフィットの考慮 
5. 企画発表 
6. プリプロダクション 
7. プロダクション(1)
制作作業(撮影準備作業) 
8. プロダクション(2)
制作作業(撮影、仮編集作業) 
9. 中間発表 
10. プロダクション(3)
制作作業(修正追加作業など) 
11. ポストプロダクション(1)
各種調整作業、本編集 
12. ポストプロダクション(2)
最終調整(仕上げ) 
13. 完成披露 
14. まとめ 


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