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年度 2025 
講義コード 12201301 
講義名 デジタル文化とコンテンツ 
担当教員

北川 博美

柴田 明彦

森田 葉子

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-SCS-CB-305 



授業の概要
「アートとデジタル・アーカイブ」:今はさまざまな情報がデジタルアーカイブされるが、その中でも主に文化財のデジタル・アーカイブを取り上げ、事例を紹介しながら、その背景にあるデジタル化の技術について解説する。また、文化財をデジタル・アーカイブする意味や課題を考えていく。
「デジタルとアナログのバランス思考」:デジタルとアナログを二項対立で捉えている限り、新たなコンテンツを創出し、文化の担い手に成りえない。今必要な資質は『両利き』。二律背反で両立させるのが難しい要素を、状況に応じて巧みに使い分ける能力が問われている。思考パターン、行動心理、マーケティング&クリエイティブ目線を解説し、デジタルとアナログのバランス思考を考察していく。
「本の未来 ~紙メディアと電子メディア~」:「アナログメディア」と「デジタルメディア」、中でも「紙の本」と「電子書籍」に焦点を当て、その発展、現在の状況、および将来の展望を探る。デジタル技術が読書習慣や出版業界にどのように影響しているかを理解し、紙とデジタルの両メディアがどのように共存し続けるかを考察する。 
この科目の到達目標
・デジタル技術が応用されるさまざまな分野についての教養を深め、視野を広げることができる。
・自分が生きている時代と、その背景となる社会の出来事に関心を持ち、デジタル技術がどのように関わっているかを理解できる。
・社会のデジタル化がもたらした思考や行動への影響を身近な環境や行動を通じて理解を深めることができる。 
成績評価の方法
毎回の授業に出席することを前提とする。3つのテーマについて、レポートを提出することが単位取得の条件となる。また、授業外学習として毎回の講義の要点・知見をまとめmanabaに提出することを課す。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 授業中の積極的な発言など、参画度もあわせて評価する。 
授業外学習   20  % 授業内容について作成した講義ノートの充実度を評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。 
小テスト   10  % 各テーマの最終週に、講義内容の理解度を確認するための小テストを実施する。 
提出課題   50  % 各テーマに対する理解を、レポートと授業中の演習によって評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. アートとデジタル・アーカイブ 1
記憶・記録とデジタル表現 
3. アートとデジタル・アーカイブ 2
アートと文化財、デジタル・アーカイブとは 
4. アートとデジタル・アーカイブ 3
デジタル・アーカイブの技術 
5. アートとデジタル・アーカイブ 4
デジタル・アーカイブのこれから 
6. デジタルとアナログのバランス思考1
思考パターン 
7. デジタルとアナログのバランス思考2
消費行動の変化/マーケティング目線 
8. デジタルとアナログのバランス思考3
広告/クリエイティブ目線 
9. デジタルとアナログのバランス思考4
GPSと北極星/拠り所・羅針盤 
10. 本の未来 ~紙メディアと電子メディア~1
本の歴史と進化 
11. 本の未来 ~紙メディアと電子メディア~2
電子書籍の発展 
12. 本の未来 ~紙メディアと電子メディア~3
メディアに求められる編集力 
13. 本の未来 ~紙メディアと電子メディア~4
メディアの未来:紙と電子の共存 
14. 全体のまとめ 


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