授業の概要
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本科目における講義では、コンテンツビジネスを「実戦」するために必要な事業構造への理解を深めるため、各事業別の役割や課題に対し、現役のコンテンツプロデューサーが実践しているプロデュース・アプローチとともに理解を深め、議論を進める。また講義内容により各業界からゲスト講師を招き、未来志向で戦略を立案する手法をより深く理解する。実習では企業が発信しているコンテンツ及びサービスに対し企画提案を予定している。各種実習後は、その成果を報告書にまとめ実習内容を振り返る。講義・実習ともに現役のプロデューサー及びキーマンが多数参加し直接講義することから、履修者は社会人としてのマナー・姿勢で参加することが強く求められる。 受講生自らが主体的に行動することは、本科目を通して業界への理解が深まるだけでなく各業界関係者との人脈構築にも直接つながる。企画立案は実際のビジネスに向けた提案のため、構築した人脈によりコンテンツ業界でのインターンシップの機会を創出したり、携わった活動について自主的に継続参加したりすることも可能となる。講義や課題に積極的に参加し、コンテンツビジネスの「最前線」を掴める貴重なチャンスを捉えてほしい。 なお、本科目はコース横断プロジェクトの科目として、コンテンツビジネスコース以外の学生が履修してもコンテンツビジネスの一連の流れが理解でき、各コースでこれまで学んだ知識も加え課題に取り組めるよう設計されている。
〔担当教員の実務経験〕 総合エンタテインメント企業のエイベックス・グループにて、音楽、映像作品におけるプロデュース業務を通じ、主にマーケティング、クリエイティブ、ライツビジネス、企画のディベロップメント等に長年従事、また映像制作部長、ゼネラルプロデューサー等の職務を通じ、社内組織マネジメント、スタッフ育成等を担当。高知県アニメプロジェクトアドバイザー等の活動を通じ地域創生事業も担当。 〔実務経験に基づく項目〕 コンテンツビジネスを中心に、下記関連項目を講義する。 映像・音楽を中心としたコンテンツ事業のプロデュースに必要な関連事業(企画立案、プロモーション、ライツビジネス、クリエイティブ、ディストリビューションなど) コンテンツ事業におけるビジネスマネジメントおよびプロダクトマネジメント メディア(既存メディア、新規メディア)とビジネスの融合および新規事業の企画提案 コンテンツと地域資産の融合による新規地域創生事業のプランニング
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この科目の到達目標
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・実習を通して、コンテンツプロデュースの現場についての理解を深めることができる。 ・講義や実習を通して、自己のキャリアに必要な物事を認識すると共に人脈を形成することができる。 ・コンテンツ業界の現場を知り、次世代コンテンツのあり方について考えることができる。 ・社会人としての振る舞いを身につけることができる。
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成績評価の方法
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科目への参画意欲と実習内容、成果発表を総合的に判断して評価する。 原則として全授業及び全実習(学外含む)への出席が前提となる(理由なく無断で欠席・遅刻した場合、実習に不参加の場合は評価の対象外とする)。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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授業への参画度を評価する。
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授業外学習
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25
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授業内容をまとめたミニレポートで学習成果を評価する。授業外学習の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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35
%
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実習活動の成果について評価する。
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提出課題
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30
%
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実習報告書(2回提出・15%)、個人振り返りレポート(15%)により学習成果を評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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_
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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コンテンツをプロデュースする基礎視点
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3.
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ビジネスマナー
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4.
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コンテンツビジネスを「企画立案」する視点
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5.
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コンテンツビジネスを「事業化」する視点
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6.
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コンテンツビジネスを「拡散する」視点
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7.
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コンテンツを活用したサービスモデル・プロデュースを学ぶ
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8.
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IP開発・プロデュースを学ぶ
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9.
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エンタテインメント・プロデュースを学ぶ
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10.
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実習1-1 コンテンツビジネスに対する事業施策のプランニングA(立案→企画化)
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11.
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実習1-2 コンテンツビジネスに対する事業施策のプランニングA(プレゼン・講評・課題抽出)
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12.
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実習2-1 コンテンツビジネスに対する事業施策のプランニングB(立案→企画化)
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13.
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実習2-2 コンテンツビジネスに対する事業施策のプランニングB(プレゼン・講評・課題抽出)
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14.
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これからのプロデュースにもとめられること
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