シラバス参照

年度 2025 
講義コード 12313201 
講義名 ビジネスゲーム 
担当教員

小柴 達美

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SFC-MG-321 



授業の概要
このビジネスゲームの主な概要は次のとおりである。第1に、経営のメカニズムや意思決定のプロセスを理解し、体得させる。これは、『問題の発見→情報収集→代替案の発想→計画→評価』といったサイクルを実践的に理解させ、経営上の意思決定のタイミングの重要性も体得させることである。第2に、経営戦略や経営戦術の立案能力を開発させる。これは、戦略、戦術の立案方法やその評価方法を養うことである。第3に、経営情報に関する分析力を養成する。これは、管理技法を駆使して、問題点を把握し、分析する能力を体得させることである。第4に、システム思考と総合的視野を育成する。これは、経営に関する主要職種の有機的なつながりを認識させ、長期的ならびに総合的な視野を育成することである。第5に、主張と協調の訓練ができることである。ゲームを通じて、職務に関する自らの意見を主張し、確実な成果を得るための協調がいかに重要であるかを体験する。そして、リーダシップの必要性とチームワークの重要性を体得することができる。 
この科目の到達目標
・企業経営に関する専門的な知識やそこに含まれる理論、技法をゲームを通じて確認することができる。
・問題意識を持ちながらグループワークに参加し、自己の意見を表現し、主張と協調を体験することができる。
・ゲームやグループワークから学んだ知識や技法を自分自身の生活に活かし、自己のキャリア意識を高く持つことができる。 
成績評価の方法
毎回の授業に出席することを前提とし、グループ活動への貢献度、企業業績、発表内容、定期試験などを総合的に勘案し、成績を評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   30  % 単に着席しているだけではなく、積極的に授業に参加することを前提とする。 
授業外学習   20  % 授業外学習で定められた内容の理解度を確認する。 
小テスト   10  % 授業内容の要点、理解度を確認する。 
提出課題   40  % 課題提出の内容と企業業績によって評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ビジネスゲーム概要 
2. 会社設立 
3. ゲーミング①
(基本ルールに基づいた会社経営) 
4. ゲーミング②
(再訓練を追加した営業活動の実施) 
5. ゲーミング③
(工程改善を取り入れた生産活動) 
6. ゲーミング④
(在庫費用とキャンセル料の発生による生産計画の実施) 
7. ゲーミング⑤
(法人税を追加した営業活動の実施) 
8. ゲーミング⑥
(販売促進費による新製品の計画) 
9. ゲーミング⑦
(減価償却費の考え方と工場設立) 
10. ゲーミング⑧
(販売価格の考え方と生産計画の立案) 
11. ゲーミング⑨
(株式公開を実施した企業活動の実施) 
12. ゲーミング⑩
(配当金の支払いと企業活動の実施) 
13. ゲーミング⑪
(協力会社の設立と企業活動の実施) 
14. 合同発表会 


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