授業の概要
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このビジネスゲームの主な概要は次のとおりである。第1に、経営のメカニズムや意思決定のプロセスを理解し、体得させる。これは、『問題の発見→情報収集→代替案の発想→計画→評価』といったサイクルを実践的に理解させ、経営上の意思決定のタイミングの重要性も体得させることである。第2に、経営戦略や経営戦術の立案能力を開発させる。これは、戦略、戦術の立案方法やその評価方法を養うことである。第3に、経営情報に関する分析力を養成する。これは、管理技法を駆使して、問題点を把握し、分析する能力を体得させることである。第4に、システム思考と総合的視野を育成する。これは、経営に関する主要職種の有機的なつながりを認識させ、長期的ならびに総合的な視野を育成することである。第5に、主張と協調の訓練ができることである。ゲームを通じて、職務に関する自らの意見を主張し、確実な成果を得るための協調がいかに重要であるかを体験する。そして、リーダシップの必要性とチームワークの重要性を体得することができる。
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この科目の到達目標
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・企業経営に関する専門的な知識やそこに含まれる理論、技法をゲームを通じて確認することができる。 ・問題意識を持ちながらグループワークに参加し、自己の意見を表現し、主張と協調を体験することができる。 ・ゲームやグループワークから学んだ知識や技法を自分自身の生活に活かし、自己のキャリア意識を高く持つことができる。
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成績評価の方法
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毎回の授業に出席することを前提とし、グループ活動への貢献度、企業業績、発表内容、定期試験などを総合的に勘案し、成績を評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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単に着席しているだけではなく、積極的に授業に参加することを前提とする。
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授業外学習
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20
%
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授業外学習で定められた内容の理解度を確認する。
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小テスト
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10
%
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授業内容の要点、理解度を確認する。
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提出課題
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40
%
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課題提出の内容と企業業績によって評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ビジネスゲーム概要
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2.
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会社設立
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3.
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ゲーミング① (基本ルールに基づいた会社経営)
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4.
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ゲーミング② (再訓練を追加した営業活動の実施)
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5.
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ゲーミング③ (工程改善を取り入れた生産活動)
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6.
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ゲーミング④ (在庫費用とキャンセル料の発生による生産計画の実施)
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7.
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ゲーミング⑤ (法人税を追加した営業活動の実施)
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8.
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ゲーミング⑥ (販売促進費による新製品の計画)
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9.
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ゲーミング⑦ (減価償却費の考え方と工場設立)
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10.
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ゲーミング⑧ (販売価格の考え方と生産計画の立案)
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11.
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ゲーミング⑨ (株式公開を実施した企業活動の実施)
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12.
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ゲーミング⑩ (配当金の支払いと企業活動の実施)
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13.
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ゲーミング⑪ (協力会社の設立と企業活動の実施)
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14.
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合同発表会
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