授業の概要
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金融に関する3つのメインテーマを説明する。第1は、私たちの生活を取り巻く社会経済環境の変化とそれを理解するための金融の基礎知識の習得。第2は、自立した個人になるため、ファイナンシャル・プランの必要性と金融リテラシーの意義・重要性。第3は、各ライフステージに影響を及ぼす金融商品に対する関わり方及びその注意点の習得。今後「貯蓄から投資へ」と大きく変化する社会に対応するために身に着けておくべき金融リテラシーについて、体系的かつ具体的に整理していくことがメイン論点である。 授業を通して、金融を支える様々な当事者の機能、金融を支える制度や規制、金融自体が変化し続けていることを説明する。難しい言葉や複雑なしくみのため、金融は難しい、金融はわからないと初めは考えていたが、わかってみれば金融とうまく付き合えそうだとの考え方に変わり、金融リテラシーが向上することを期待している。また、将来金融関係の仕事に進みたいと考えている学生は是非履修してもらいたい。
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この科目の到達目標
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・社会人として必要な金融の知識とスキルを身に着け、キャリアの中で生かすことができる。 ・金融の変化を知ることを通じて、これからも知識やスキルを更新し、学び続ける意欲を高めることができる。 ・金融リテラシーを使って、よりよい社会をどのように作っていけばよいかを構想することができる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、課題提出、小テスト、定期試験により以下の割合で総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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授業への参画度、発言、毎回授業中に提示されるテーマに対する取り組み姿勢で評価する。
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授業外学習
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20
%
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毎回の課題を期限内に提出したかまた求められた水準に達しているかで評価する。
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小テスト
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20
%
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2回実施する。時期に関しては授業中に指示する。
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提出課題
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20
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課題に対する分析力、まとめ方、自分なりの意見や見方等文章力で判断する。
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定期試験
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30
%
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筆記試験を行い、授業で説明した内容の理解度を評価する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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この講義の進め方 金融の意味、機能、と金融リテラシーの意義と重要性
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2.
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日本の金融制度の基本的理解
金融政策・財政政策とは何か その役割と重要性
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3.
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日本の金融制度の基本的理解
金利政策とは何か その役割と重要性
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4.
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金融リテラシーの必要性 人生とお金 ライフデザインとライフプラン
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5.
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人生100年時代の新戦略 社会保険制度と個人資産形成
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6.
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貯蓄から投資へ お金を増やす ①
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7.
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貯蓄から投資へ お金を増やす ②
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8.
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運用で堅実に増やすセオリー
長期・積立・分散
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9.
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人生におけるリスクに備える
生命保険・損害保険の役割
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10.
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様々なローンのかたち
お金を借りる
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11.
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様々なローンのかたち
借入返済と担保・保証
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12.
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金融トラブルへの対応
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13.
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社会的課題解決と金融
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14.
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総まとめ
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