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年度 2025 
講義コード 12329801 
講義名 メディアコミュニケーション論 
担当教員

柴田 明彦

配当年次 2年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-FMS-242 



授業の概要
講義(ワンウェイ)、対話(ツーウェイ:教員VS学生)、ラウンドコミュニケーション(学生同士)ならびに課題に対するレポート作成が本授業の基本構成となる。まずは新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、インターネット、OOH(アウト・オブ・ホームメディア*交通広告、屋外広告等)各メディアの特徴、課題・問題点、未来展望ならびに広告会社の存在意義と役割、ブランド戦略を講義、対話、グループワークを通じて議論し理解を深める。その上でジャーナリズムの本質、戦略的広報PR活動、SNSマーケティング、企業のブランド戦略などメディアの本質を見極める洞察力を備え、メディアリテラシーを高める。14回の講義はメディア・ビジネスに長く従事してきた経験知と携わった各種事例を交えて展開する。合わせて毎週課題のレポート(課題文献:担当教員がフジサンケイビジネスアイで3年間連載したビジネスコラム「本気の仕事講座」、著書「ビジネスで活かす電通鬼十則~仕事に誇りと自分軸を持つ」、AERA等雑誌寄稿コラムなど)を翌週講義冒頭に紹介と講評し、個人知を集団知に転換すべく努める。またmanabaにチャットルームを開設し、授業外学習として各種議論を展開する。
[担当教員の実務経験]
広告会社の電通でテレビ担当(フジテレビ、日本テレビ)、新聞社担当(朝日新聞社、全国地方新聞社)、新聞局3部門の部長職(新聞協会加盟全新聞社ならびに出版社、映画会社も担当)を歴任。メディアビジネス(テレビ深夜帯開発他)を基盤にコンテンツビジネス(「サッカーW杯」オフィシャルニュースペーパー朝日新聞他)を手掛けた。
[実務経験に基づく項目]
メディア、広告業界、コンテンツビジネスに興味がある学生に以下の項目を伝える。
・「編集、編成等メディア目線の思考」・「ジャーナリズム視点と視座」・「各メディアの課題と近未来像」
・「受動から能動に変化し続ける生活者目線(読者、視聴者)」・「広告会社の存在意義と近未来像」
・「SNSマーケティングを駆使した企業のブランド戦略」・演習や課題レポートを通じたメディアリテラシーの向上 。 
この科目の到達目標
・各種メディアの特性を理解し、さまざまな情報に対し、ただ漠然と受動的に受け入れるだけでなく、「能動的に解釈する」姿勢に進化させることができる。
・あらゆる社会事象に対し、絶えず「当事者意識」を持ち、自分なりの意見を論理的に構築し、「ジャーナリスト視線」を備え、自説を展開することで自己表現能力、コミュニケーション力のレベルを上げることにつなげることができる。
・ポストコロナ時代を生き抜くためにメディアリテラシーを備え、アイデンティティの確立を醸成し、「セルフブランディング」を高めることにつなげることができる。 
成績評価の方法
ディプロマポリシーと本科目の到達目標を鑑み、授業出席ならびに各種演習の参画姿勢、授業外学習、小テスト、提出課題の4項目を総合的に評価する。授業出席は毎週manabaに掲示する課題を提出するレポートが出席票代用となる。単に出席するだけでは評価につながらないことを注意いただきたい。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   40  % 出席状況、授業の演習参画姿勢、レポート内容を評価する。 
授業外学習   20  % manabaを通じて提示(2回)、評価する。 
小テスト   10  % 第14週に提示するレポート課題を小テストとして評価する。 
提出課題   30  % manabaを通じて課題を提示(3回)、評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. 新聞の機能と役割 
3. ラジオと雑誌の特性 
4. テレビメディアの特性
~外部講師~ 
5. 企業のコミュニケーション活動におけるインターネットの役割 
6. OOH(out of home media)の特徴 
7. SNSをめぐる最新研究 
8. ジャーナリズムの視点と報道姿勢 
9. 広告とPRの戦略的考察 
10. コンテンツビジネスの最前線ルポ 
11. ブランディングの理解と活用 
12. 広告会社の機能と存在意義 
13. メディア・ビジネスの将来像 
14. 総括 


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