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年度 2025 
講義コード 12501501 
講義名 バリュー・エンジニアリング 
担当教員

神戸 正志

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-SFC-MM-304 



授業の概要
 講義と演習を繰り返しながら授業を進める。身近な商品を題材に7~8名のチーム編成でVEの方法論として定められた実施手順を体験する。具体的には、対象となる商品の機能を明確にし、改善すべき機能を絞り込み、価値が向上するような代替案(改善案)を作成することである。演習を通して価値向上の考え方(目的思考)を理解するとともに、チーム活動を通してコミュニケーションやリーダーシップ、チームでの協働、プレゼンテーションなどのスキルの向上も図る。
 また、個人課題として、各自が身近なモノやサービスを対象として選定し、演習で行ったVEステップを各自展開し、ワークシートにまとめることで、VEの進め方に対する理解を深め、目的思考を身に付ける。
 VEでは、「価値」を顧客(消費者)が要求する「機能」と機能を果たすために消費する「コスト」を用い、概念式として「価値=機能/コスト」と表す。つまり、顧客が要求する機能をより少ないコストで実現することが、価値の向上につながる。このことは、商品やサービスの開発だけにとどまらず、社会におけるあらゆる仕事や活動に共通することである。 
この科目の到達目標
・価値向上の方法/目的思考とはどのようなものか説明することができる
・VEのステップを理解し価値向上のための代替案を作成できる
・身近で簡単な題材や問題解決にVEのステップが応用できる 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題により、総合的に判断する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   30  % 授業の出席状況と取り組み姿勢を評価する 
授業外学習   20  % 授業外学習で定められたテーマへの取り組み状況、またその達成レベルで評価する 
小テスト   25  % 授業内の小テストにより理解度を確認する 
提出課題   25  % 提出期限厳守、理解度、完成度、などを総合的に判断して評価する 
定期試験   0  % 定期テストは実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス 
2. VEの概要 
3. VEステップ
 ・対象選定
 ・機能定義1 
4. VEステップ
 ・機能定義2 
5. VEステップ
 ・機能評価1 
6. VEステップ
 ・機能評価2
小テスト1 
7. VEステップ
 ・アイデア発想 
8. VEステップ
 ・アイデア概略評価 
9. VEステップ
 ・具体化 
10. VEステップ
 ・洗練化 
11. VEステップ
 ・詳細評価と提案 
12. VEステップ
 ・チーム発表 
13. 課題発表
 ・個人課題の発表と討議 
14. まとめ
 ・全体の振り返り
 ・小テスト2 


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