授業の概要
|
|
講義と演習を繰り返しながら授業を進める。身近な商品を題材に7~8名のチーム編成でVEの方法論として定められた実施手順を体験する。具体的には、対象となる商品の機能を明確にし、改善すべき機能を絞り込み、価値が向上するような代替案(改善案)を作成することである。演習を通して価値向上の考え方(目的思考)を理解するとともに、チーム活動を通してコミュニケーションやリーダーシップ、チームでの協働、プレゼンテーションなどのスキルの向上も図る。 また、個人課題として、各自が身近なモノやサービスを対象として選定し、演習で行ったVEステップを各自展開し、ワークシートにまとめることで、VEの進め方に対する理解を深め、目的思考を身に付ける。 VEでは、「価値」を顧客(消費者)が要求する「機能」と機能を果たすために消費する「コスト」を用い、概念式として「価値=機能/コスト」と表す。つまり、顧客が要求する機能をより少ないコストで実現することが、価値の向上につながる。このことは、商品やサービスの開発だけにとどまらず、社会におけるあらゆる仕事や活動に共通することである。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・価値向上の方法/目的思考とはどのようなものか説明することができる ・VEのステップを理解し価値向上のための代替案を作成できる ・身近で簡単な題材や問題解決にVEのステップが応用できる
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題により、総合的に判断する。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
30
%
|
授業の出席状況と取り組み姿勢を評価する
|
|
|
|
|
授業外学習
|
20
%
|
授業外学習で定められたテーマへの取り組み状況、またその達成レベルで評価する
|
|
|
|
|
小テスト
|
25
%
|
授業内の小テストにより理解度を確認する
|
|
|
|
|
提出課題
|
25
%
|
提出期限厳守、理解度、完成度、などを総合的に判断して評価する
|
|
|
|
|
定期試験
|
0
%
|
定期テストは実施しない
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
ガイダンス
|
|
2.
|
VEの概要
|
|
3.
|
VEステップ ・対象選定 ・機能定義1
|
|
4.
|
VEステップ ・機能定義2
|
|
5.
|
VEステップ ・機能評価1
|
|
6.
|
VEステップ ・機能評価2 小テスト1
|
|
7.
|
VEステップ ・アイデア発想
|
|
8.
|
VEステップ ・アイデア概略評価
|
|
9.
|
VEステップ ・具体化
|
|
10.
|
VEステップ ・洗練化
|
|
11.
|
VEステップ ・詳細評価と提案
|
|
12.
|
VEステップ ・チーム発表
|
|
13.
|
課題発表 ・個人課題の発表と討議
|
|
14.
|
まとめ ・全体の振り返り ・小テスト2
|
|
|