授業の概要
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経営史は主に各国や国際比較の経営史、産業別の経営史、企業や企業家個別の経営史の3つに大別され、本科目では前の2つに焦点を当てる。すなわち、第2~5回では各国経営史としての日本経営史を学修し、その制度的基盤や経営学の基礎知識を習得する。第6回以降は、産業別経営史として日本の主要産業について、原則として江戸時代後期から現代までの変遷を学修する。 なお、本科目は高等学校で学んだ日本史の基礎知識は役立つが、多くの知識は新たに学ぶものが多い。また、経営史という性格上、それにまつわる他科目の知識(例. 簿記会計の償却概念、高校「化学基礎」における化学式など)に触れることがある。
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この科目の到達目標
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日本の主要産業、主要企業の成り立ちや構造について、概要を説明できる。また、主要産業や企業について調査する際に、分析の視角を立てて調査できる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、提出課題、小テストにより評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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出席状況と受講態度(発言の積極性、発言すべき時でないときは静粛にしている(減点要因)、授業中に立ち歩きや他のことをしない(減点要因))を基に評価する。
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授業外学習
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30
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授業で学修した知識を活用しているか。通俗科学(歴史小説、SNSなど歴史的事実の出所が不確かな言説)ではなく、正確な歴史上の事実や知識を運用して記述しているか。文章の論理性。授業外学習の内容について次の授業時に問われた際に口頭で説明できる水準で自分の解答を理解しているか。
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小テスト
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30
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正確な専門用語の記述
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提出課題
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20
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通俗科学(歴史小説、SNSなど歴史的事実の出所が不確かな言説)ではなく、正確な歴史上の事実や知識を運用して記述しているか。授業で学んだ専門の概念や用語を積極的に用いているか。参考文献の数は多いほど良い。文献の引用表記は正確か。
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定期試験
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0
%
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-
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(合計)
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100
%
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_
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション
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2.
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多角化と垂直統合
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3.
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企業統治の歴史
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4.
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企業会計と企業金融
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5.
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企業グループ
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6.
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繊維
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7.
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造船
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8.
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自動車
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9.
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電気機械
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10.
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化学
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11.
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鉄道
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12.
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商社
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13.
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小売
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14.
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金融
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