授業の概要
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まず最初に、経営分析の情報源である企業の公開情報の見方を理解する。次に必要最低限の会計知識を段階的に復習する。 定量分析については、入社後の実務で使用する機会が多い「損益分析」「製品分析」「成長性分析」「収益性分析」「キャッシュ・フロー分析」を中心に学ぶ。定性分析については、「経営者分析」「セグメント分析」「ビジネスモデル」について学び、経営者分析とセグメント分析については、課題レポートにて実習する。代表的な業種の「経営指標」について学び、就職後にどのように活かせるかについても解説する。実務で即戦力として使える分析事例については、実際に PC によるデータ分析実習を行う予定である。 <担当教員の実務経験> 担当教員は、経営コンサルティングの仕事を約30年以上経験しており、この中で経営分析や業務分析の経験を積んでいる。 <実務経験に基づく項目> 企業の新規事業計画、買収計画、長期・中期経営計画、新規商品の導入計画等を立案する際、企業の環境分析、業績分析やPPM分析、製品分析、バリューチェーン分析等の基本分析を実施している。この経験に基づき、その基本を講義する。
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この科目の到達目標
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・「経営分析」の目的と必要最小限の手法について説明することができる。 ・「経営を見る」ための「定量分析」の手法について理解できている。 ・企業経営者の考え方を見極める「定性分析」について理解し、自己のキャリアプランに役立てることができる。 ・将来の就職先候補を各種定量的指標と定性面から見る視点を理解できる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、中間及びまとめの小テスト、提出課題、定期試験により総合的に判断する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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講義の出席状況と態度を評価する。
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授業外学習
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20
%
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講義内容に関する設問について、manaba 小テストを実施
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小テスト
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20
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講義の振り返りの中間及びまとめ小テストを実施する。
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提出課題
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20
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提出期日厳守、努力レベル、完成度などを総合的に判断して評価する。
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定期試験
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20
%
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講義で説明した基礎的な理論に関する理解度を評価する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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「ガイダンス」
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2.
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「企業の公開情報」
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3.
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「損益分析」
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4.
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「事業構造分析」
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5.
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「製品分析」
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6.
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「経営者分析」
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7.
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「バリューチェーン分析」 「振り返り及び中間まとめ小テスト」
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8.
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「事業の成長性分析」
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9.
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「収益性分析」
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10.
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「投資効率の分析」
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11.
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「キャッシュ・フロー分析」
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12.
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「事業セグメント分析」
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13.
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「ビジネスモデル分析」 「シナリオ分析」
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14.
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「まとめ」
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