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年度 2025 
講義コード 12609101 
講義名 販売士3級受験講座 A 
担当教員

渡邉 義一

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-CQS-223 



授業の概要
「販売士」の試験範囲には、小売業従事に必要なマーケティングや店舗設計、商品構成、店舗運営、法律、マネジメントなど様々な要素が含まれており、百貨店・専門店・コンビニエンスストアなどさまざまな小売業に応用できる。また、取引先である小売業について理解を深めることができ、様々なビジネスの知識を学ぶこともできるため、製造・卸売・サービス業界からも高い評価を得ている。
実際、百貨店や化粧品メーカーで、社員の昇格試験に取得させる企業もある。

「販売士3級受験講座」では、販売士1級~3級のうち、3級の取得を目指して学習を進める。3級は、「売場の担当者、販売員」を対象とした学習になるが、その内容はビジネスの知識として必須の内容である。加えて、消費者心理やコミュニケーション(敬語・接客用語・お辞儀・クレーム対応など)、照明、色彩、についても学ぶことができる。
授業内では、行動の具体例や店内の観察ポイントなども紹介し、実際の店舗研究にも役立つ内容になっている。 
この科目の到達目標
・流通について理解し、販売されている商品や販売方法、ビジネスについて関心を持ち、各種データや法律、マネジメントなどの知識と関連づけながら、分析することができる。
・流通の理解や分析を、具体的な事例や流通ニュースなどを意欲的に調査し、構造的に理解することができる。
・流通の仕組みを理解し、様々な小売業の形態とその特徴や目的について、論理的に説明することができる。 
成績評価の方法
定期試験、授業外学習の小テスト、授業出席を総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 3級試験に合格できる知識を身につけるため、出席(必須)と授業態度を確認する。 
授業外学習   20  % 学修支援システム「manaba」で3級検定試験と同様の難易度の小テストを実施する。 
小テスト   10  % 各回の授業内容の理解度を評価する。 
提出課題   0  % 実施しない 
定期試験   50  % リテールマーケティング(販売士)3級検定試験と同様の難易度で出題し、理解度を評価する。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス
小売業の類型①
小売業・卸売業・流通とは何か 
2. 小売業の類型②
チェーンオペレーションの基本知識 
3. 小売業の類型③
販売形態・店舗形態の種類と特徴 
4. マーチャンダイジング①
マーチャンダイジングの基本の理解 
5. マーチャンダイジング②
仕入方法、発注の基本知識 
6. マーチャンダイジング③
販売計画の基本知識 
7. ストアオペレーション①
ストアオペレーションの重要性 
8. ストアオペレーション②
ディスプレイ技術と人員配置 
9. マーケティング①
顧客管理 
10. マーケティング②
販売促進策 
11. マーケティング③
店舗改革 
12. 販売・経営管理①
接客マナー、クレームへの対応 
13. 販売・経営管理②
計数管理 
14. 販売・経営管理③
金券類の扱いと金銭管理 


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