授業の概要
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「販売士」の試験範囲には、小売業従事に必要なマーケティングや店舗設計、商品構成、店舗運営、法律、マネジメントなど様々な要素が含まれており、百貨店・専門店・コンビニエンスストアなどさまざまな小売業に応用できる。また、取引先である小売業について理解を深めることができ、様々なビジネスの知識を学ぶこともできるため、製造・卸売・サービス業界からも高い評価を得ている。 実際、百貨店や化粧品メーカーで、社員の昇格試験に取得させる企業もある。
「販売士3級受験講座」では、販売士1級~3級のうち、3級の取得を目指して学習を進める。3級は、「売場の担当者、販売員」を対象とした学習になるが、その内容はビジネスの知識として必須の内容である。加えて、消費者心理やコミュニケーション(敬語・接客用語・お辞儀・クレーム対応など)、照明、色彩、についても学ぶことができる。 授業内では、行動の具体例や店内の観察ポイントなども紹介し、実際の店舗研究にも役立つ内容になっている。
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この科目の到達目標
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・流通について理解し、販売されている商品や販売方法、ビジネスについて関心を持ち、各種データや法律、マネジメントなどの知識と関連づけながら、分析することができる。 ・流通の理解や分析を、具体的な事例や流通ニュースなどを意欲的に調査し、構造的に理解することができる。 ・流通の仕組みを理解し、様々な小売業の形態とその特徴や目的について、論理的に説明することができる。
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成績評価の方法
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定期試験、授業外学習の小テスト、授業出席を総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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3級試験に合格できる知識を身につけるため、出席(必須)と授業態度を確認する。
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授業外学習
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20
%
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学修支援システム「manaba」で3級検定試験と同様の難易度の小テストを実施する。
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小テスト
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10
%
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各回の授業内容の理解度を評価する。
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提出課題
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0
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実施しない
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定期試験
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50
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リテールマーケティング(販売士)3級検定試験と同様の難易度で出題し、理解度を評価する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス 小売業の類型① 小売業・卸売業・流通とは何か
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2.
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小売業の類型② チェーンオペレーションの基本知識
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3.
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小売業の類型③ 販売形態・店舗形態の種類と特徴
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4.
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マーチャンダイジング① マーチャンダイジングの基本の理解
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5.
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マーチャンダイジング② 仕入方法、発注の基本知識
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6.
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マーチャンダイジング③ 販売計画の基本知識
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7.
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ストアオペレーション① ストアオペレーションの重要性
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8.
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ストアオペレーション② ディスプレイ技術と人員配置
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9.
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マーケティング① 顧客管理
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10.
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マーケティング② 販売促進策
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11.
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マーケティング③ 店舗改革
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12.
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販売・経営管理① 接客マナー、クレームへの対応
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13.
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販売・経営管理② 計数管理
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14.
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販売・経営管理③ 金券類の扱いと金銭管理
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