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年度 2025 
講義コード 12700701 
講義名 論理構築力を養成する 
担当教員

仁宮 裕

配当年次 1年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-FBL-EP-101 



授業の概要
本科目では、論理的思考と論理的表現の技術を基礎から学ぶ。現代社会では、情報の過多とその急激な変化が深刻な問題となっており、真偽を見極めることがますます困難になっている。このような状況の中で、得られた情報から考察を進め、自己の意見を効果的に表現し、他者に対して説得力ある働き掛けを行う能力は非常に重要である。
授業においては、論理的な情報の解釈、論理の構築、そして効果的な表現の技術を体系的に学び、実践する。授業は講義の形式で始まり、次に個人ワークやグループワーク等の演習を通じて、理論と実践のバランスを取りながら深めていく。論理的思考の基本概念から入り、次第にその応用へと進展し、より複雑な情報を適切に分析し、整理する方法を習得する。学生は、情報を論理的に検討し、その結果を基に明確かつ筋の通った主張を展開する方法を学ぶ。期末には、それまでの学びを結集させた成果としてのレポートが求められる。
これにより、履修生は学生生活や将来の職業において、論理的に思考し、効果的にコミュニケーションする能力を身につけることができる。本科目を履修する学生は、分析力、判断力と表現力を養うことが期待される。 
この科目の到達目標
・筋道の通った推論を用いて一貫性のある論理を組み立て、効果的に主張を展開できる。
・ものごとを思考する際に漏れや重複が出ないようにする方法を身につけ、思考結果を検証することができる。
・論理的な思考と表現の技術を活用して、自身とは違うバックグラウンドを持った相手と協働して活動することができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題、定期試験により総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   25  % 授業の出席状況と、授業への参画度(意見表出、演習への取り組みなど)を評価する。 
授業外学習   15  % 授業外学習で定められたテーマへの取り組み状況から毎週の授業の理解度を評価する。 
小テスト   20  % 授業で扱った概念や用語についての理解度を確認するための小テストを4回実施する。 
提出課題   10  % 授業全体を振り返って作成されたまとめレポートを評価する。 
定期試験   30  % 実施する。論理構築に役立つ各種手法への理解度、および手法を正しく活用できるか否かを確認する。 
(合計)   100  % _  
授業項目


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