授業の概要
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本科目は、サービス接遇検定 2級、準1級の受験が前提の授業である。サービス接遇検定とは、サービス業において一般的に求められる資質(マインド)と技能(スキル)を問う検定試験である。2級は5つの領域から構成され、択一式・記述式問題が出題され、ネット試験(CBT)で受験する。準1級はロールプレイ形式で行う面接試験で、7月に池袋の会場で実施される。面接試験の練習は、就職活動の面接対策にも有効である。 授業は、検定項目にしたがって進める。第2週~12週は、2級対策を行う。過去問題を各自で解き、授業で具体的なサービス現場の事例を用いて解説を行う。授業後に過去問題を使った理解度の確認テストをmanabaで実施する。第13週~14週は、準1級面接試験対策を行う。受験者役と審査員役に分かれて、ロールプレイ練習を繰り返し行う。なお、第14週は模擬面接を実施するため、スーツ着用とする。 ■変則授業のための注意点:準1級面接試験日程(7/12,13)に合わせた授業スケジュールのため、2コマ連続授業を1~2回を行う。2コマ連続は、6・7週、9・10週を予定している。確定した日程はmanabaで告知する。 ■2級受験について:ネット試験(CBT)で受験する。12週終了翌日~準1級面接試験前日の間に各自で日程を決めて申し込み受験すること。(受験に関する詳細は初回授業で伝える)
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この科目の到達目標
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・サービス接遇検定の5つの領域におけるサービスへの考え方と実際のサービス活動を体系立てて理解し、2級と準1級の合格に向けて計画的な学習ができる。 ・2級対策で取り上げる様々なサービス現場の事例やそのあり方を通して、サービススタッフの立場でサービス企業のしくみや顧客意識を理解し、就職につなげて考えることができる。 ・準1級面接試験の練習を通して、サービススタッフとして求められるマナーの実践や好感度の高い印象を身につけ、就職活動の場で活用できる。
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成績評価の方法
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・授業出席、授業外学習(manaba)への取り組みを重視し、中間試験、模擬試験など総合的に評価する。 ・単位取得のためには、担当教員への2級の結果通知および準1級の学内受験、第14週までの授業出席が必須である。 ・サービス接遇検定(2級、準1級)の合否結果を本科目評価の対象とする。 ・検定試験を通して学ぶサービススタッフとしてのホスピタリティ(他者への気配り)の発揮を評価の対象とする。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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15
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出席とともに検定への取り組み姿勢、受講態度、ペアワーク時の参加姿勢を評価する。
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授業外学習
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20
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個人学習の成果を確認テスト、面接試験の練習などで評価する。
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小テスト
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40
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敬語の小テスト、中間試験(理論編)、模擬試験(理論・技能編)を実施し評価する
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提出課題
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10
%
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提示範囲の過去問題ABCを実施しmanabaで提出、各領域の理解度を確認する。
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定期試験
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15
%
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学外受験の結果で代替する。(サービス接遇検定2級、準1級それぞれの合否結果を評価の対象とする)
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション 授業への取り組み方
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2.
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Ⅰサービススタッフの資質
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3.
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Ⅱ専門知識
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4.
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Ⅲ一般知識
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5.
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理論領域のまとめ 【中間試験】
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6.
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Ⅳ対人技能 ① スタッフの基本マナー 【敬語の小テスト】 <2コマ連続(予定)>
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7.
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Ⅳ対人技能 ② お客様との接し方と注意点 <2コマ連続(予定)>
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8.
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Ⅳ対人技能 ③ 記述問題解答のコツ
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9.
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Ⅴ実務技能 ① 社交業務の理解 <2コマ連続(予定)>
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10.
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Ⅴ実務技能 ② 日常業務の理解 <2コマ連続(予定)>
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11.
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Ⅴ実務技能 ③ 記述問題解答のコツ
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12.
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2級試験直前対策 【模擬試験】
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13.
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準1級 面接対策 ポイントレッスン
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14.
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準1級 面接対策 トータルレッスン 【スーツ着用】
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