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年度 2025 
講義コード 12801501 
講義名 ビジネス統計演習 
担当教員

勝間 豊

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-FMW-222 



授業の概要
 本授業では、ビジネス統計入門で学習した統計学の基礎知識をビジネスに於いて活用するための演習を行う。分析ツールとしてExcelを使用する。したがって、「情報活用演習」や「ビジネス統計入門」で学習したExcelの利用技術は必須である。さらに、分析に使用するデータの一部は行政や企業によって公開されているオープンデータを活用し、データに基づく商品管理の方法等のビジネス上の問題への対応策を学習する。
 授業は、3回のプロジェクト形式による少人数のグループワークを中心とした演習形式で進めて行く。そのため、グループ全員の参加と協力が重要となる。プロジェクトを通じて、データの分析方法の理解と結果の解釈方法、分かりやすい発表資料の作成、さらに「伝える」発表までの一連の流れを正確に、確実にできるようになることを重視する。これらの一連の取り組みを通じて、「ビジネスに於けるデータ活用の在り方」を学習する。 
この科目の到達目標
・統計分析の基礎に関する知識、考え方、技法を理解し、その重要性について説明することができる
・統計分析をビジネスの場面に応用し、その結果や効果について説明することができる
・統計分析によって得られた結果についてビジネスにおける位置付けと重要性について説明することができる 
成績評価の方法
全授業への出席を前提とする。毎回の授業内容に関して講義と演習を行う。課題提出、授業外学習、授業参画度を総合的に評価する。グループワークにおける積極的な取り組みと協働が重要である。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 授業への参画度について評価する 
授業外学習   30  % プロジェクトへの参画度・貢献度について評価する 
小テスト   20  % 授業で学習した内容の理解度を確認する 
提出課題   40  % プロジェクト課題と発表、個人によるまとめレポートにより総合的に評価する 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス
プロジェクトⅠ
データの見方と加工 
2. プロジェクトⅠ
グラフを活用したデータの可視化
最適なグラフの選択と作成 
3. プロジェクトⅠ
ヒストグラムによるデータの可視化
平均値とヒストグラムの関係性 
4. プロジェクトⅠ発表
グラフによる可視化の基礎を振り返る 
5. プロジェクトⅡ
平均値と基本統計量による分析 
6. プロジェクトⅡ
分散と標準偏差
ヒストグラムから見るデータの偏り 
7. プロジェクトⅡ
標準偏差と正規分布
データの偏りと分布 
8. プロジェクトⅡ発表
基本統計量から正規分布までを振り返る 
9. プロジェクトⅢ
散布図と相関関係 
10. プロジェクトⅢ
相関係数と近似曲線 
11. プロジェクトⅢ
相関関係と予測 
12. プロジェクトⅢ
統計検定の基礎 
13. プロジェクトⅢ発表
基本統計量から回帰分析までを振り返る 
14. プロジェクトⅢ発表
基本統計量から回帰分析までを振り返る 


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