授業の概要
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本科目は、統計やデータ解析の基礎知識を知っている、また、それらのスキルを使えると一体どのような可能性が広がるのか、何ができるのかを知るための入り口となる構成としている。専門コースや実践ゼミの履修を控えた時期の必修科目であるということを意識しつつ、基本的な知識とスキルをまず定着させることを主眼とする。 授業は、統計の基本を理解するための講義と携帯PCを使用したExcelによる演習の組み合わせで実施する。講義では統計に関する重要概念や統計処理によって得られる結果の理解、演習ではデータを基に自ら統計処理を行い、得られた結果についての解釈を行う。また同時に、分析によって得られた統計量の意味を吟味し、実際のビジネスに応用できる能力を養っていく。 講義と演習に加えて、前回授業で実施したテーマに関する復習小テストを、ほぼ毎授業冒頭に実施し、知識の定着をはかる。小テストの結果を踏まえて理解が進んでいない部分を明らかにし、その部分を自ら補強する学習姿勢を醸成する。 講義・演習・小テストを通じて現実のビジネスで応用可能なデータ解析の方法を身につけ、最終的には自ら考えた方略に沿って統計処理を実践できるようになることを目指す。
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この科目の到達目標
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・実践的な活用事例から、ビジネスにおけるデータ活用のイメージをつかむことができる ・データを扱う際に必要となる統計のルールなどの基礎知識を理解し、活用することができる ・Excelをツールとした演習を通してデータ活用の目的を理解し、目的に合ったデータの取り扱いを実践できる
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成績評価の方法
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全授業への出席を前提とする。出席状況(授業参画度も含む)、提出課題や授業外学習の提出状況(提出物の質も含む)、演習への取り組み、定期試験を総合的に判断する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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受講態度と参画度を考慮した評価を行う。グループワークへの参画・貢献度も含む。
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授業外学習
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30
%
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授業外学習で定められた内容の理解度と提出物の質を評価する
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小テスト
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10
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復習小テストの結果に基づいて知識の定着度合いを評価する
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提出課題
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20
%
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授業内演習成果物の提出状況とチャレンジ課題の内容を総合的に評価する
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定期試験
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20
%
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本科目の学習内容全範囲の基本・応用的な理解度を評価する
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンスおよびExcel操作の再確認
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2.
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数値やグラフでの要約
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3.
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ばらつきの大きさや格差を図る指標
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4.
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データの分布
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5.
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復習1【データの要約と活用】
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6.
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顧客分析の体験
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7.
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データの関係を調べる1【散布図】
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8.
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データの関係を調べる2【相関係数】
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9.
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データの関係を調べる3【回帰分析】
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10.
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復習2【データの関係】
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11.
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仕入計画の体験
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12.
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総合演習1【チャレンジ課題への取り組み】
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13.
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総合演習2【相互発表・相互検討】
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14.
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まとめ・ふりかえり
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