授業の概要
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トレーニングとは本来ヒトに備わっている身体能力をより高く引き出そうとする行為と言える。アスリートのように身体能力を最大限に駆使して生活する機会がほとんど無くても、体力トレーニングを支える科学的背景を知ることにより、ヒトの持つ肉体の可能性や神秘性に触れることができる。また、オリンピックやパラリンピック等で活躍するトップアスリートが行っている肉体改造の一端を理解することによって、アスリートはもちろんのことスポーツに対しても見方の幅が広がるだろう。 本授業では、初めに体力トレーニングを行う上で必要な理論を講義し、続いてその学習内容を基にトレーニングルーム等で実技を行い、知識の整理と理解度を深められるように進める。体力トレーニングは、個人の体力レベルに応じた、オーダーメードのメニューにより行うことを原則としている。 最終的には自身の大学生活における生活習慣や運動習慣について振り返り、生活の質改善に向けた具体的な行動変容が起こることを目指す。体力トレーニングに興味はあるが、体力には自信のない学生の受講も歓迎する。
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この科目の到達目標
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・科学的なトレーニング方法を理解し、実践することができる。 ・骨格筋の生理学的および解剖学的な知識を学び、トレーニングによる変化を説明することができる。 ・運動に対する呼吸循環器系の機能について説明することができる。
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成績評価の方法
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重視するディプロマポリシーの観点と到達目標を考慮し、講義内容および実習内容の理解度を評価するために、授業出席、授業外学習成果物およびレポートにより総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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30
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授業中の積極的な発言など参画度も合わせて評価する。
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授業外学習
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20
%
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授業外学習で定められたテーマに取り組んだか、またその達成レベルで評価する。授業外学習の指示・提出は manaba で行う。
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小テスト
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30
%
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講義で説明した内容の理解度と、考察力を評価する。
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提出課題
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20
%
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提出期日厳守、努力レベル、完成度などを総合的に判断して評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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オリエンテーション 体力トレーニングとは?
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2.
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年代に応じたトレーニング
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3.
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トレーニングの原理原則
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4.
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筋力トレーニングの理論
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5.
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トレーニングの実践(1)
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6.
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パワー系トレーニング(1)
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7.
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パワー系トレーニング(2)
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8.
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代謝系(全身持久力)トレーニング
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9.
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トレーニングの実践(2)
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10.
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体力測定とフィードバック
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11.
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トレーニング効果を高めるためのコンディショニング
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12.
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栄養と休養
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13.
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トレーニングの実践(3)
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14.
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レポートテスト
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