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年度 2025 
講義コード 12802501 
講義名 スポーツ産業論 
担当教員

佐野 毅彦

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-SCS-SM-202 



授業の概要
本授業は、教科書を解説する講義形式で進める。まず、スポーツ産業論という学問の特徴を理解し、それを学ぶ意味を考える。そのうえで、スポーツ産業の捉え方を確認し、商品たるスポーツの機能・特性や消費行動を理解し、「する」「みる」「ささえる」という観点から捉えたスポーツ市場の概況をつかみ、スポーツ興行とスポーツ用品産業の歴史をたどることで、スポーツ産業に関する基礎的な知識を身に付ける。次に、スポーツ産業の土台であるスポーツ用品産業とスポーツ施設産業に関する基礎的な知識を身に付ける。前者は主に用品・企業・産業という3つの階層にわけて、後者は主に公共施設、民間施設、政策という観点から、理解を深める。スポーツ産業の花形であるスポーツ興行については、法務の視点も含めて権利ビジネスの機序をひもとくことで、基盤となる知識を身に付ける。最後に、スポーツイベントなどの価値を経済的側面から評価した研究を概観し、スポーツの価値評価方法に関する基礎的な知識を身に付ける。 
この科目の到達目標
・スポーツ産業の変遷を理解し、何がその発展を妨げてきたのか説明することができる。
・スポーツに関連する権利・法規を理解し、スポーツ事業の機序を説明することができる。
・スポーツの価値・機能を理解し、スポーツの成長事業を構想することができる。 
成績評価の方法
ディプロマポリシーならびにこの科目の到達目標を鑑み、小テスト、授業出席、授業外学習、提出課題により総合的に評価する。各回の講義の理解とビジネスニュースに対する感度を評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   14  % 授業中の積極的な発言など参画度も合わせて評価する。 
授業外学習   28  % 毎回の課題への取り組み状況で評価する。提出はmanabaで行う。 
小テスト   48  % 各回の講義の理解度を確認する。manabaで行う。 
提出課題   10  % 情報収集の感度と文章の精度で評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. なぜスポーツ産業論を学ぶのか 
2. スポーツ産業とは 
3. スポーツという商品を考える 
4. スポーツ産業の歴史 
5. スポーツ用品産業1 
6. スポーツ用品産業2 
7. スポーツ施設産業1 
8. スポーツ施設産業2 
9. スポーツ興行における権利ビジネス1 
10. スポーツ興行における権利ビジネス2 
11. スポーツ興行における権利ビジネス3 
12. スポーツの価値を測る 
13. スポーツ健康産業 
14. 総括 


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