授業の概要
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本授業は、教科書を解説する講義形式で進める。まず、スポーツ産業論という学問の特徴を理解し、それを学ぶ意味を考える。そのうえで、スポーツ産業の捉え方を確認し、商品たるスポーツの機能・特性や消費行動を理解し、「する」「みる」「ささえる」という観点から捉えたスポーツ市場の概況をつかみ、スポーツ興行とスポーツ用品産業の歴史をたどることで、スポーツ産業に関する基礎的な知識を身に付ける。次に、スポーツ産業の土台であるスポーツ用品産業とスポーツ施設産業に関する基礎的な知識を身に付ける。前者は主に用品・企業・産業という3つの階層にわけて、後者は主に公共施設、民間施設、政策という観点から、理解を深める。スポーツ産業の花形であるスポーツ興行については、法務の視点も含めて権利ビジネスの機序をひもとくことで、基盤となる知識を身に付ける。最後に、スポーツイベントなどの価値を経済的側面から評価した研究を概観し、スポーツの価値評価方法に関する基礎的な知識を身に付ける。
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この科目の到達目標
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・スポーツ産業の変遷を理解し、何がその発展を妨げてきたのか説明することができる。 ・スポーツに関連する権利・法規を理解し、スポーツ事業の機序を説明することができる。 ・スポーツの価値・機能を理解し、スポーツの成長事業を構想することができる。
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成績評価の方法
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ディプロマポリシーならびにこの科目の到達目標を鑑み、小テスト、授業出席、授業外学習、提出課題により総合的に評価する。各回の講義の理解とビジネスニュースに対する感度を評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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14
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授業中の積極的な発言など参画度も合わせて評価する。
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授業外学習
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28
%
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毎回の課題への取り組み状況で評価する。提出はmanabaで行う。
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小テスト
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48
%
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各回の講義の理解度を確認する。manabaで行う。
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提出課題
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10
%
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情報収集の感度と文章の精度で評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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なぜスポーツ産業論を学ぶのか
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2.
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スポーツ産業とは
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3.
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スポーツという商品を考える
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4.
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スポーツ産業の歴史
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5.
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スポーツ用品産業1
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6.
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スポーツ用品産業2
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7.
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スポーツ施設産業1
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8.
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スポーツ施設産業2
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9.
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スポーツ興行における権利ビジネス1
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10.
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スポーツ興行における権利ビジネス2
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11.
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スポーツ興行における権利ビジネス3
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12.
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スポーツの価値を測る
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13.
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スポーツ健康産業
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14.
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総括
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