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年度 2025 
講義コード 12802601 
講義名 企画プロデュース入門 
担当教員

清水 正博

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SFC-MK-202 



授業の概要
「企画」というと面白いアイディアや奇抜あるいはユニークな発想という事を想像されることが多いと思う。
しかし、「企画=アイディア」ではない。また、いわゆる優れたアイディアや発想をする人が必ずしも優れた企画マンでもない。企画とはアイディアや発想に論理的な意味や価値を融合させ、戦略、戦術はもちろん実施プランまでを行う事と思う。さらに企画書(実施する計画)を踏まえて、周りの関係者を納得させ実施する事を企画プロデュースと考える。

講義では、下記の3つのSTEPで企画プロデュースのスキル向上を実施していく。
①企画立案(プランニング)
②企画書の作成
③プレゼンテーション
講義では、最初に「企画」をするという意味について理解を深める。次に企画のプロセスに重点を置く。
まず、個人で企画書を作成する。次にいくつかのグループを設定・形成し、グループごとに企画テーマを決めて、
学んだプロセスとステップを活用して企画立案(企画書作成)し、その内容を他のグループにプレゼンテーションを行う。その後学生同士で互いの評価を行う。それにより、他人(第3者)からみた企画プロデユースの完成度の理解を深めていく。
「授業外学習の指示・提出」は、manabaで行う。

【担当教員の実務経験】
民間企業(東急ハンズ、JCBカード、楽天、他)にて、販売促進本部、マーケティング本部等に在籍し、主に一般消費者・顧客向けの各種企画開発、プロデュースに携わる。
具体的には、新規カード会員獲得キャンペーンや優良顧客の育成、ECサイト企画を市場分析や顧客分析と合わせて実施。

【実務経験に基づく項目】
新商品(サービス)の企画、顧客分析、市場分析、チームビルディング、プロセス管理・プロデュースそして企業内外へのプレゼンテーション。 
この科目の到達目標
・企画の意味・概要を理解し、説明ができる。
企画の本質を理解し、問題と課題を区別し、解決策を含めたプランニングができる。

・企画書の作成
考えついたプランを企画書として限られた期間内で伝わりやすい表現で作成することができる。

・企画のプレゼンテーションがうまくできる
作成した企画書に基づいて、人前でプレゼンテーション(発表)ができる。

・対象事案のプロデュースができる。
指定されたグループ内で向かうべきゴールへ学生間でコミニュケーションを取り、役割分担あるいは統括を行うことができる。 
成績評価の方法
授業外学習(含グループワークでの成果)、小テスト、提出課題(提出数、提出内容)、授業出席を総合的に評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 講義の出席状況と態度を評価する。 
授業外学習   30  % 授業外学習で定められたテーマに取組んでいるかを評価する。 
小テスト   20  % 授業の内容について、また授業外学習の達成度を確認するための小テストを行なう。 
提出課題   30  % 提出期日厳守、努力レベル、完成度などを総合的に判断して評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. オリエンテーション 
2. 企画の意義とプロセスを理解する 
3. 企画のグループ内
オリエンテーションを行う 
4. 企画1
企画書 1の作成 プランニングシート 
5. 企画1
企画書 1に基づいてのプレゼンテーション前半 
6. 企画1
企画書 1に基づいてのプレゼンテーション後半 
7. 企画1振り返り
企画プロデュースのプレゼンテーション 
8. 企画2の概要説明 
9. 企画2
企画書の作成
プランニングシート 
10. 企画2
プレゼンテーション前半 
11. 企画2
プレゼンテーション後半 
12. 企画2振り返り企画 2
プレゼンテーション 
13. 企画1&2 を振り返り
個人毎に企画書改善版を作成する 
14. 振り返り・総括 


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