授業の概要
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我が国の目指す「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障がい者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会であり、このような社会を目指すことは、我が国において取り組むべき重要な課題である。近年課題となっている急速な少子高齢化、地域社会の変化、核家族化の進行、社会福祉に関する国民意識の変化など福祉を取り巻く環境が大きく変化している中で、社会福祉の基礎的な概念を理解し、我が国における歴史や背景、社会福祉制度、社会保障がどのように社会基盤を支えているのかを学ぶ。 社会福祉の分野である高齢者福祉・障害者福祉・児童福祉・地域福祉の理念や制度内容を明らかにし、現代社会の抱えている各分野の課題について学び理解を深める。 社会において社会福祉が身近な存在であり、社会を支えていくために必要な存在であること、そこには様々な問題が存在していることを理解する。また、社会の一員としての責任と安心して暮らすことできる共生社会に向け、今後の社会福祉に何が必要かを明らかにする。
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この科目の到達目標
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・社会福祉制度の概念と現状における課題について理解できる。 ・社会福祉分野を分野別に学び、制度や権利擁護について理解できる。 ・社会を取り巻くバリアについて学ぶことで、相手の気持ちや立場について理解できる。
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成績評価の方法
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・社会福祉に関する歴史、制度、課題の対応策など理解度について総合的に評価する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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講義の出席状況と態度を評価する。
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授業外学習
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30
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「復習ポイント」「設問」等に対する質問、意見を加点対象とする。質問、意見はmanabaにて行う。
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小テスト
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20
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授業の理解度を評価する。
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提出課題
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30
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提出期日厳守、努力レベル、完成度などを総合的に判断して評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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社会福祉の原理
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2.
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日本における社会福祉の歴史的変遷と課題
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3.
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社会福祉制度
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4.
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社会福祉を取り巻く状況
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5.
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分野別社会福祉 1)高齢者・貧困層
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6.
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分野別社会福祉 2)障害者福祉 (身体・精神)
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7.
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分野別社会福祉 3)障害福祉(知的)
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8.
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分野別社会福祉 4)児童福祉(障害)
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9.
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分野別社会福祉 5)児童福祉(保育)
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10.
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社会福祉と権利擁護 人権・虐待・差別
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11.
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バリアフリーとユニバーサルデザイン
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12.
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社会福祉とボランティア活動
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13.
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社会福祉と災害福祉
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14.
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これからの社会福祉
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