授業の概要
|
|
本講座では,サプライチェーン・マネジメント((SCM)で何が実現できるのか、どのような貢献をしているのか、を学ぶ。調達管理や販売管理、生産管理などの機能とどのように関わっていったらよいのか。これらについて学び、サプライチェーン高度化と物流DXに寄与していくための基礎知識を習得する。物流に関わったことが無い場合、基本的な知識を身に付けることは最低限必要であるからだ。各授業内容は実践に直結する内容としている。実社会に出てすぐに使える知識である。物流知識を持った人は日本には非常に少ない。だから将来仕事をするときに必要とされる事項について、理論および最新事例の両面から検討する。毎回の授業では、基礎理論を学ぶとともに、新聞記事などに出てくるトピックを読み、それを分析する力、自分なりの考えをもって論じる力等を養う。 講義に関する全ての情報提示・提出はmanabaで行う。また、講義内容については進捗状況などにより変更になる場合がある。
|
|
|
この科目の到達目標
|
|
・サプライチェーン・マネジメントの目的と基本スキーム、そして何が実現できるかを説明できる。 ・一般企業及び物流事業者の物流戦略の立て方、実施方法について説明することができる。 ・物流戦略を講じる上で不可欠な前提条件(取引制度等)について説明することができる。 ・現実の世の中に起きている、物流に関する事例について、分析することができる。
|
|
|
成績評価の方法
|
|
| |
授業出席、授業外学習、課題提出、小テスト、定期試験により以下の割合で総合的に評価する。
|
|
|
|
|
評価方法
|
割合
|
評価のポイント
|
|
|
|
|
授業出席
|
10
%
|
授業への参画度、発言、毎回授業中に提示されるテーマに対する取り組み姿勢で評価する。
|
|
|
|
|
授業外学習
|
20
%
|
毎回の課題を期限内に提出したかまた求められた水準に達しているかで評価する。
|
|
|
|
|
小テスト
|
20
%
|
2回実施する。時期に関しては授業中に指示する。
|
|
|
|
|
提出課題
|
20
%
|
課題に対する分析力、まとめ方、自分なりの意見や見方等文章力で評価する。
|
|
|
|
|
定期試験
|
30
%
|
筆記試験を行い、授業で説明した内容の理解度を評価する。
|
|
|
|
|
(合計)
|
100
%
|
_
|
|
|
|
授業項目
|
|
| |
週
|
授業項目
|
|
1.
|
導入 この授業で何を学ぶか
|
|
2.
|
サプライチェーン・マネジメント (SCM)を支える仕組み 物流とロジスティクス
|
|
3.
|
物流サービスと物流品質
|
|
4.
|
在庫管理
|
|
5.
|
調達管理
|
|
6.
|
生産管理
|
|
7.
|
前半のまとめ
|
|
8.
|
物流基本機能 ①物流ネットワークと輸配送 ②保管と流通加工
|
|
9.
|
サプライ・チェーン・マネジメントにおけるパートナーシップを考える
|
|
10.
|
サプライヤー・リレーションシップ・マネジメント
|
|
11.
|
サプライ・チェーン・マネジメントの特徴
|
|
12.
|
物流コスト管理 物流アウトソーシング
|
|
13.
|
物流コスト管理 物流効率化の進め方
|
|
14.
|
日本の将来的な物流像と講義まとめ
|
|
|