授業の概要
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デジタルビジネスを理解し、かつ、新たなビジネスを提案するためには、DXやビジネスそのものの理解も必要だが、同時に根底にあるデジタル技術についての理解は必要不可欠である。 本科目では、デジタルとアナログの概念を正しく理解したうえで、以下の領域に関する先端デジタル技術について基礎から応用事例までを領域横断的に学ぶ。まず、コンピュータが自律的に考え、学び、理解し行動するコグニティブ・コンピューティング領域に属する、マルチメディア&マルチモーダル、五感を使ったインタラクション、AIについて理解を深める。次に、各種センサー技術やそれらを応用したIoTやサイバネティクスについて学ぶ。その上で、デジタルビジネスに欠かせないプラットホームである通信技術やクラウド技術について理解する。最後に、様々な技術と協働する上で求められることや、学んできた技術が暮らしの中でどのように役立っているのか、また、今後のデジタルビジネスのあり方について学び、理解を深める。 本科目で取り扱う技術は、互いが連携してその真価を発揮することから、各技術についての解説を単独で捉えるのではなく、絶えず技術間の関連を意識しながら受講することが必要である。なお、本科目では、文系の受講生も抵抗なく学び、デジタル技術の本質を理解できるよう解説することから、物理や数学の基礎知識は必要としない。
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この科目の到達目標
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・デジタルビジネスを支える多岐にわたる先端デジタル技術の基礎を理解し、説明することができる。 ・個々の先端デジタル技術が持つ利点と欠点を理解し、様々なITプロダクトにおける技術間の連携について説明することができる。 ・先端デジタル技術の現状を知り、次世代ビジネスのあり方について考えることができる。
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成績評価の方法
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毎回の授業に出席することを前提とする。3つの課題を全て提出することが単位取得の条件となる。また、授業外学習として毎回の講義の要点・知見をまとめmanabaに提出することを課す。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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授業中の積極性、参画度を合わせて評価する。
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授業外学習
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20
%
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毎回の講義内容から得られた知見について講義ノートにまとめmanabaに提出する。
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小テスト
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15
%
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講義内容の理解度を確認するための小テストを3回実施する。
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提出課題
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45
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課題1、課題2、課題3を通してデジタル技術に対する理解と考察の深さを評価する。
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定期試験
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0
%
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実施しない。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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情報技術の革新とビジネス アナログとデジタル
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3.
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マルチメディアとマルチモーダル
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4.
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IoTとIoH ブレインコントロールインターフェース
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5.
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人工知能の基礎とサイバネティクス
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6.
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クラウドコンピューティング
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7.
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コンピュータネットワーク
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8.
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移動体通信
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9.
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ブロックチェーンの基礎
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10.
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デジタル技術の進展と人の働き方への影響
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11.
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様々な分野で活用される先端技術
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12.
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先端技術活用における課題
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13.
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変化の時代を生きるための能力
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14.
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まとめ これからのデジタルビジネス
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