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年度 2025 
講義コード 12806401 
講義名 デジタルビジネスの考え方 
担当教員

川野邊 誠

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 前期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SCS-DB-312 



授業の概要
授業は、講義と演習で構成される。まず、短時間のワークを繰り返し行うことで、アイデア創出やデジタル技術の活用とベネフィットを生み出すのに必要な「考え方」を身に着ける訓練を積む。その上で、アイデアを企画に落としこむ能力を鍛える。講義では、デジタルビジネスの企画に必要な知識を学び、演習で知識を実践し、知恵に転換する。演習は基本的にフレームワーク(ひな形)化されているため、企画自体について初学者でも安心して取り組むことができるよう、工夫している。
なお、本科目を受講するだけでは発想力や企画力を身に付けることはできない。豊かな発想やヒットする企画を生み出すためには、様々な物事に興味を持ち、日々観察するという日頃の努力が必要である。デジタル技術に限らず、様々な物事に関する広い知識や経験が、プロデュースや企画、アイデア創出にとっていかに重要であるかを受講生自らが演習を通して実感し、日々様々なことを観察するクセを身に付けることも本科目の重要な目的の一つとなる。
本科目における全ての演習は個人で行い、グループワークは一切行わない。 
この科目の到達目標
・企画者に求められる「様々な視点」に立って物事を考えることができる
・デジタルビジネスにおける各プレイヤーへのベネフィットを考慮した企画を立案することができる
・デジタル技術を正しく理解し、利活用することで新たなビジネスや価値を生み出すプランを考えることができる
・日常生活における様々な情報にアンテナを張る習慣を身につけ、今後の企画立案に役立てることができる 
成績評価の方法
授業外学習における演習の成果、総合演習、および、個人振り返りレポートによって学習成果を総合的に評価する。また、毎回の授業でアイデア発想、および、企画の考え方に関するトレーニングを行うことから全出席を基本とする。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 授業への参画度を評価する。 
授業外学習   50  % フレームワークを用いた企画演習の内容から各回の講義内容の理解度を評価する。 
小テスト   10  % 基本的な用語・概念の理解度を評価する。 
提出課題   30  % 総合演習の成果(20%)と振り返りレポート(10%)により、本科目を通しての学習成果を評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. デジタルビジネスにおけるプロデューサの心得 
2. デジタルビジネスにおける企画の基本的な考え方 
3. 企画の目的設定 
4. アイデアの素を増やす 
5. 概念の加減乗除でアイデアを生み出す 
6. 顧客ネットワークを考慮したカスタマージャーニーと価値提供 
7. ターゲットの設定と接点 
8. プロダクトを構想する際の阻害要因の洗い出しと打ち手の検討 
9. プラットフォームの検討 
10. 構想したプロダクトやサービスの要点整理と企画書の作成 
11. 要求定義 
12. 総合演習とまとめ 
13. 企画講評(前半) 
14. 企画講評(後半) 


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