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年度 2025 
講義コード 12806501 
講義名 デジタルビジネスプロデュース 
担当教員

川島 健太郎

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 演習/対面型 
ナンバリング IM-SCS-DB-313 



授業の概要
実際のビジネスの現場でリアルタイムで行われている、新規事業立ち上げに関わる分析や検討内容を共有し、「実戦」で通用するスキルを学習する。

具体的には、
(1)「大人」ミーティング講義で、思考の技術、話し合いの技術の修得。
(2)マインドマップを使った企画案の検討を行い、思考の言語化と可視化による「方向性」を発見する手法を学習。
(3)実際に商品、市場をテーマに「リアルな」STP分析を行い、現在の市場の状況と、差別化できそうなポジションの検討。
(4)コンセプトシートとクリエイティブイメージによる、クリエイティブプランの作成の作成。
(5)マネタイズ構造図の作成によるビジネス構造の検討。
(6)ヒストリカルレビューを作成し、時系列による市場の俯瞰と将来のトレンドを予測。
(7)エクスペリエンスレビューを作成して、ターゲットとなるお客様のニーズの深掘り。
(8)売れる売れない分析で、競合商品との比較による優位性の明確化。
(9)以上を踏まえた上で、ターゲットユーザーや市場規模の実数の入った具体的な提案用企画書作成。

これらを通じで立案した企画を企業に持ち込み、協業による事業案の実行を目指す。 
この科目の到達目標
・チームで、ロジカルに拡散思考による企画立案や問題解決を行うことができる。特に、思考と感情を切り離して自分自身をマネージメントしつつ、アウトプットの向上を行うことができる。
・お客様の潜在ニーズを重視するマーケットイン開発について理解する。マーケティングの理屈だけではなく、お客様の気持ちに徹底して寄り添うことで、地に足のついた企画立案を行うことがきる。
・実際のビジネスの現場で通用する新規事業提案書を作成することができる。 
成績評価の方法
ビジネスとして成立する提案書を作成できるか。提案書作成の過程において発生するさまざまな問題にロジカルに対応できるか。チームの一員としてどう振舞うことで、チームとしてより良い選択をすることができるかを評価する。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % チームでより良いアウトプットをするための行動を評価する 
授業外学習   30  % 講義で出た課題を理解し、次の講義までの必要なアウトプットを出せるかを評価する 
小テスト   20  % 毎週授業内で、成果物の発表を行い、その内容を評価する 
提出課題   40  % 社会で通用する、わかりやすく、差別化された企画立案を行うことができるかを評価する 
定期試験   0  % 実施しない 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 「大人」ミーティング入門
思考の技術、話し合いの技術の習得 
2. マインドマップを使った企画案の検討
思考の言語化と可視化による「方向性」の発見 
3. リアルなSTP分析(1)
現在の市場の状況と、差別化できそうなポジションの検討 
4. リアルなSTP分析(2)
現在の市場の状況と、差別化できそうなポジションの検討 
5. クリエイティブプランの作成(1)
コンセプトシートとクリエイティブイメージによる、企画書素案の作成 
6. クリエイティブプランの作成(2)
コンセプトシートとクリエイティブイメージによる、企画書素案の作成 
7. マネタイズ構造の検討
マネタイズ構造図の作成によるビジネス構造の検討 
8. ヒストリカルレビュー
時系列による市場の俯瞰とトレンドを読む 
9. エクスペリエンスレビュー
ターゲットとなるお客様のニーズの深掘り 
10. 売れる売れない分析
ターゲットとなる競合商品との比較による優位性の明確化 
11. 本格的な提案用企画書作成(1)
ターゲットユーザーや市場規模の実数の入った具体的な提案書の作成 
12. 本格的な提案用企画書作成(2)
ターゲットユーザーや市場規模の実数の入った具体的な提案書の作成 
13. 本格的な提案用企画書作成(3)
ターゲットユーザーや市場規模の実数の入った具体的な提案書の作成 
14. 新規事業企画書プレゼン
完成した新規事業企画書のプレゼンを行い、講評を行う 


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