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年度 2025 
講義コード 12808101 
講義名 クラウドサービスの技術 
担当教員

渡邊 司揮

配当年次 2年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/対面型 
ナンバリング IM-SFC-AD-202 



授業の概要
 クラウドは昨今様々な場所、企業・個人レベルで扱われるようになった。個人レベルでの利用は外部ストレージとしての役割をすることが多いため、ストレージとしての印象が強いのではないだろうか。確かにそれも重要な役割の一つだが、クラウドは企業におけるシステム開発のプラットフォームとして真価を発揮する。企業におけるクラウドへの投資金額は年々拡大しており、今後さらに拡大することが予想される。
 本科目は、クラウド上でビジネスを行う人材として基本的な「クラウドサービスの技術」における知識を深めていくものである。内容としては、クラウドを用いたサービスの分類であるIaaS,Paas,SaaS、および、それらからなる派生的なサービスについて、活用事例を用いながら学ぶことで、クラウド全般を概念的に理解する。また、クラウドを構成する基盤技術についても網羅的に学び、クラウドの仕組みを体系的に修得する。
 授業の進め方は、授業中に新しい知識を学び、授業外学習として授業で得た知識を学習レポートにまとめる。授業開始時に小テストを実施し、前週の授業内容の理解度を確認する。 
この科目の到達目標
・クラウドとは何かについて理解し、説明することができる。
・クラウドの基本的な構成と仕組みを理解し、説明できる。
・クラウドサービスの現状を知り、クラウドサービスを利活用することができる。 
成績評価の方法
授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題、定期試験を総合的に評価。小テストは授業時間中に理解度確認のために実施。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   10  % 授業への参画度を評価する。 
授業外学習   20  % 授業内容に関する予習、復習の状況を各回の提出物で評価する。提出物の指示・提出はmanabaで行う。 
小テスト   20  % 授業内容の理解度を確認する小テストをmanabaで実施して結果を評価する。 
提出課題   10  % 課題(レポート)を出題し、その内容について評価する。 
定期試験   40  % 授業で扱った内容の知識・理解を確認する。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. 科目の目的と概要
クラウドビジネスの背景
クラウドを学ぶ意義 
2. クラウドとは何か 
3. クラウドサービスの事例について 
4. 計算機の基本的な仕組みと構成 
5. オペレーティングシステムの役割と仕組み 
6. コンピュータネットワークの仕組み⑴
(インターネットを支えるインフラストラクチャ) 
7. コンピュータネットワークの仕組み⑵
(ネットワークを繋げる仕組み) 
8. コンピュータネットワークの仕組み⑵
(アプリケーションを繋ぐ仕組み) 
9. クラウドを支える分散技術と仮想化技術 
10. AWSで提供される具体的なサービス 
11. クラウドの特徴を活かしたシステム開発 
12. クラウドのセキュリティ 
13. クラウドの今後の発展 
14. 総復習と理解度の確認 


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