授業の概要
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クラウドは昨今様々な場所、企業・個人レベルで扱われるようになった。個人レベルでの利用は外部ストレージとしての役割をすることが多いため、ストレージとしての印象が強いのではないだろうか。確かにそれも重要な役割の一つだが、クラウドは企業におけるシステム開発のプラットフォームとして真価を発揮する。企業におけるクラウドへの投資金額は年々拡大しており、今後さらに拡大することが予想される。 本科目は、クラウド上でビジネスを行う人材として基本的な「クラウドサービスの技術」における知識を深めていくものである。内容としては、クラウドを用いたサービスの分類であるIaaS,Paas,SaaS、および、それらからなる派生的なサービスについて、活用事例を用いながら学ぶことで、クラウド全般を概念的に理解する。また、クラウドを構成する基盤技術についても網羅的に学び、クラウドの仕組みを体系的に修得する。 授業の進め方は、授業中に新しい知識を学び、授業外学習として授業で得た知識を学習レポートにまとめる。授業開始時に小テストを実施し、前週の授業内容の理解度を確認する。
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この科目の到達目標
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・クラウドとは何かについて理解し、説明することができる。 ・クラウドの基本的な構成と仕組みを理解し、説明できる。 ・クラウドサービスの現状を知り、クラウドサービスを利活用することができる。
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成績評価の方法
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授業出席、授業外学習、小テスト、提出課題、定期試験を総合的に評価。小テストは授業時間中に理解度確認のために実施。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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10
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授業への参画度を評価する。
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授業外学習
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20
%
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授業内容に関する予習、復習の状況を各回の提出物で評価する。提出物の指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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20
%
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授業内容の理解度を確認する小テストをmanabaで実施して結果を評価する。
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提出課題
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10
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課題(レポート)を出題し、その内容について評価する。
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定期試験
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40
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授業で扱った内容の知識・理解を確認する。
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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科目の目的と概要 クラウドビジネスの背景 クラウドを学ぶ意義
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2.
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クラウドとは何か
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3.
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クラウドサービスの事例について
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4.
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計算機の基本的な仕組みと構成
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5.
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オペレーティングシステムの役割と仕組み
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6.
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コンピュータネットワークの仕組み⑴ (インターネットを支えるインフラストラクチャ)
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7.
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コンピュータネットワークの仕組み⑵ (ネットワークを繋げる仕組み)
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8.
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コンピュータネットワークの仕組み⑵ (アプリケーションを繋ぐ仕組み)
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9.
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クラウドを支える分散技術と仮想化技術
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10.
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AWSで提供される具体的なサービス
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11.
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クラウドの特徴を活かしたシステム開発
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12.
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クラウドのセキュリティ
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13.
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クラウドの今後の発展
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14.
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総復習と理解度の確認
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