授業の概要
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心理学者ロジャースは「人は誰でも自らの内部に、自己を成長させ、実現させる力(growth drive)を持っている」と提唱した。それは「集団はどんな集団でも集団の内部に、集団を成長させ、実現させる力(growth drive)を持っている」と集団にも当てはめて考えることができる。チームには達成しようとする目標があり、その目標をチームのメンバーが自らの力で達成することができるようにするためのコミュニケーションや思考法を具体的に学ぶ。また、本科目はスポーツシーンとビジネスにおいて効果的とされているリーダーシップ・コーチングのプログラムを中心に学習する。リーダーシップを考える上でスポーツとビジネスには共通することが多いが、本科目では特に「チームおよび個人が自律的に能力を発揮できるように支援できる力」をリーダーシップの資質として重要視しており、その点について深く学習する。尚、本科目を受講後に「スポーツに学ぶコーチング」を受講することで一層効果的なコーチングの知識と技術を深めることができる。
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この科目の到達目標
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・人の成長を支援するためのコミュニケーションとしてコーチングを活用することができる ・リーダーとしてチームの状況を理解し、課題解決に通ずるために必要なコミュニケーションを考えることができる ・リーダーシップを発揮する際にコーチングの知見を活用することができる
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成績評価の方法
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授業出席や提出課題を含めて総合的に評価するが、特に授業外学習におけるプロジェクト貢献度を重視する。
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評価方法
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割合
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評価のポイント
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授業出席
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20
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出席に加えて授業への参加姿勢や態度も評価対象とする。
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授業外学習
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20
%
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授業にて学習した内容の確認とその発展的な学習を評価する。指示・提出はmanabaで行う。
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小テスト
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40
%
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各回の講義内容を理解できているかを評価する。
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提出課題
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20
%
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全2回のレポートによる提出課題を評価する。指示・提出はmanabaで行う。
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定期試験
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0
%
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実施しない
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(合計)
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100
%
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授業項目
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週
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授業項目
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1.
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ガイダンス
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2.
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スポーツコーチングとは1
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3.
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スポーツコーチングとは2
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4.
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関係性を共に作る
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5.
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データベースを整える
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6.
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総括(1)
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7.
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個性を活かす
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8.
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アクティブリスニング
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9.
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質問の力
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10.
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ゴールを活用して選手を育てる
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11.
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チャンクダウン
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12.
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効果的な目標とSMARTの法則
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13.
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目標設定の確率を上げるフォローアップ
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14.
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総括(2)
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