シラバス参照

年度 2025 
講義コード 12902901 
講義名 コンテンツ資産のライツマネジメント 
担当教員

津森 修二

配当年次 3・4年 
単位数
講義期間 後期 
授業形態 講義/ライブ型 
ナンバリング IM-SCS-CB-304 



授業の概要
本授業では、まず、コンテンツビジネスを支える知的財産権に関する法律・権利関係等を解説する。そのうえで、実際のコンテンツビジネスの中から、音楽業界に特化したビジネスモデルを解説する。講師がこれまで30年以上関わってきた音楽業界では、今日音楽そのものの権利に加え映像やデジタル関連の権利も扱うことが多く権利処理も複雑化してきており、それ故これを格好の題材とし総合的な理解を深めていくべく数多の実例を上げ解説をする。さらには、音楽を含むそれぞれのコンテンツビジネスに関するケースをもとにエンタテインメントコンテンツを使用した新たなビジネスモデルの創出をテーマに、権利・採算面などビジネスマネジメントの要素を絡めてグループワーク、または個人で検討し、発表や成果物の提出を行う。これにより、授業全体を通じて、コンテンツビジネスに必要な権利関係の知識を習得し、コンテンツ業界が求めている「権利関係がわかる人材」になることができる。 
この科目の到達目標
・コンテンツに関わる権利の知識を習得し、コンテンツを製作する、あるいは利用する際にどのような点に気をつければ良いかを理解できる。
・コンテンツ産業の現状を把握し問題点を認識するとともに、自ら解決する方策を検討することができる。
・コンテンツ業界で求められている「権利関係がわかる人材」になることができる。 
成績評価の方法
前半の授業外学習の成果を問う小テスト、毎週の授業外学習レポート評価、後半の実践的なワークでの成果物(ワークシート・レポート・発表)の合計点で成績評価を行う。 
評価方法   割合   評価のポイント  
授業出席   20  % 講義へ積極的に関わっているのか、確認する。 
授業外学習   20  % 授業外学習の提出リポートにより評価する。 
小テスト   30  % 毎回の授業内容に対する理解度を評価する。 
提出課題   30  % 与えられたテーマについて、情報収集・分析・提案力を評価する。 
定期試験   0  % 実施しない。 
(合計)   100  % _  
授業項目
授業項目
1. ガイダンス・コンテンツビジネスの鳥瞰 
2. 知的財産権を知り、新たなビジネスを作る 
3. コンテンツビジネスにライツマネジメントが必須な理由 
4. コンテンツビジネスに関連する法律の鳥瞰 
5. コンテンツビジネスと著作権-著作権とは- 
6. コンテンツビジネスと著作権-著作隣接権と制限規定- 
7. コンテンツビジネスと著作権-著作権侵害への対応・契約について- 
8. コンテンツビジネスと肖像権・パブリシティ権 
9. コンテンツビジネスにおける権利処理実習-テーマ提示- 
10. コンテンツビジネスにおける権利処理実習-企画立案- 
11. コンテンツビジネスにおける権利処理実習-中間発表準備- 
12. コンテンツビジネスにおける権利処理実習-中間発表- 
13. コンテンツビジネスにおける権利処理実習-最終発表準備- 
14. グループ発表と講評 


PAGE TOP